介護職の本音体験談:きつさを乗り越えるための心構え

45歳女介護施設は良くみて選ぶ事が大事

私はシングルマザーで高校生と大学生の娘が二人います。

看護師の資格があり、病院で働いていましたが、介護部門も人手不足で時々応援に行くようになり、今では介護施設の看護師として働いています。

看護師ですが、普段は介護士と同じ仕事をしています。

介護業界は人手不足で常に求人もあり、シングルマザーとしては、働く場所が色々選べるのが一番だと思います。

介護施設も、場所により様々な形態があり、たくさん働きたい人は夜勤もある特養などでもいいし、日勤のみで家庭優先したい人はデイサービスなど自分のライフスタイルにあった働き方ができると思います。

仕事も、施設により介護度に応じて楽なところと、忙しいところがありますので、転職する場合は調べた方が良いと思います。

私は、今まで、訪問看護、デイサービス、サ高住、小規模多機能、グループホームを経験しましたが、どれもそれぞれ特徴があり、一番しんどかったのがグループホームでした。

グループホームは認知症の方が入るところなので、対応も難しく、入居者からの暴力もありなかなかハードでしたが、認知症について学びたい人は、生活中心の施設なのでおすすめです。

サ高住は、比較的介護度の低い方が多く、業務は楽でしたが、やりがいを求める方にとっては物足りないかもしれません。

介護施設は人間関係が難しいと言われていますが、幸い私は人間関係には恵まれており、トラブルなく過ごしています。

お給料が安いのが、1番の難点だと思います。

これはびっくりするぐらい安いところが多いので、もう少し給与対策してくれたら人手不足も解消するのになぁと思っています。

コンビニで働く方が給与は良いかもしれません。

それでも、一生懸命働いている人も多いので、介護という仕事に誇りを持っている方も多いのでしょう。

施設はたくさんありますので、1つ2つで失敗しても、色々なところに転職できます。

自分にあった職場を見つける事ができたら長く働けるかもしれません。

33歳男介護の仕事で人間の一生について考えさせられました

33歳の男です。

私は、今は介護の仕事をしていないのですが、10年ほど前の22歳から24歳の間、介護の仕事をしていました。

私が働いていたところは、特別養護老人ホームで、主に現場で利用者さんの生活の支援をする介護職員として、働いていました。

私が、特別養護老人ホームの現場で利用者さんの生活の支援をする介護職員として働くようになった経緯は、22歳の頃の私は大学を中退し、実家にほぼひきこもりの状態だったので、それを見かねた両親が、私に新聞の求人のチラシを持ってきて、ここなら実家から通えるしここで働いてみたらどうだろうか?と提案を受け、私も現在の日本は超高齢社会なのでこれからは介護の仕事をやれば、職にあぶれることはないだろうなと興味を持っていたので、その提案を承諾したことがきっかけです。

次に、私は、その特別養護老人ホームを調べ、ホームヘルパー2級を持っている人を歓迎とチラシに書いてあったので、ホームヘルパー二級の資格を取得しようと、実家の近くにある、ホームヘルパー講座2級課程を受講すればホームヘルパー二級の資格を取得できるというサービスを展開している株式会社に、通ってホームヘルパー二級の資格を取得し、取得後、すぐに両親が私に就職するよう提案した新聞の求人のチラシにある特別養護老人ホームに就職活動し、面接試験を通り、無事に就職できました。

特別養護老人ホームに就職し、まだ新人の頃は、ホームヘルパー講座2級課程の実習で経験したので知ってはいましたが、排泄介助などで匂いになれませんでした。

また、その特別養護老人ホームには全部で60人くらいの利用者さんが日々生活していましたので、全ての利用者さんの顔、名前、病気、健康状態、食事形態などの様々な情報を覚えることが大変でした。

また、その特別養護老人ホームでは、正社員の介護職員は早番、遅番、夜勤という三交代制の勤務形態だったので、私はそれまで夜勤という勤務形態をやったことが無く、夕方から翌朝の昼食前くらいまで寝ないで計16時間働くということが大変でした。

だから、正直なところ、初めのボーナスを貰ったら、仕事を退職しようと考えていたのですが、両親から考えが甘いと言われ、頑張って続けていたら、1年間くらいで仕事に慣れてきて、大変なことが少なくなっていきました。

その後は、利用者さんとするコミュニケーションや、レクリエーションなど、仕事の中で楽しいと思えることも増えてきました。

食事介助のときに、もう食べたくなさそうな利用者さんがいたのですが、その当時の特別養護老人ホームの方針で、健康のために決まった基準までは食べていただくというきまりがあったので、もう食べたくなさそうな利用者さんに無理に食べることを進めてしまったので、後悔しています。

特別養護老人ホームで働くことは、優しい気持ちだけでは務まらず、ときには利用者さんの気持ちを尊重できないことも業務内でやる必要がありました。

しかし、優しい気持ちを持って働くことは介護職として必要なことだと思うので、自分が業務時間内に優しい気持ちでいられるように、自分の気持ちの管理を上手くすることが必要だと思います。

31歳男意外ときつくなかった

私は現在30代の男性ですが、20代半ば頃にアルバイトで介護業界のお仕事のお手伝いをしていました。

当時あまり知識がなく、偏った情報だけあったため、とにかくきついところなんだと覚悟していきました。

ところが、事前に予想していたものよりも随分と楽な仕事だということに気づきました。

そこで、一日の流れを簡単に紹介していきます。

まず、朝礼後に入浴介助を行うところから始まります。

入浴も利用者の方々がそれぞれでやってくれるので、こちらは身体が自由に動かない人の服を着脱させてあげたり、塗り薬を塗布してあげるくらいのことしかしません。

たまに見守りながら体を洗ってあげるくらいなので、力を使う場面はなかったです。

それから各階の担当の人について、洗濯や個室清掃を行います。

これはなかなか時間がかかる作業ですが、退屈をしないので良いですね。

その後、軽く体操を行い、昼食の準備を行います。

昼食も配膳と下膳をするくらいで、とくに食べさせてあげるなどの行為を行った記憶はありません。

スタッフの昼食が終わり、午後からは午前に残った仕事を少しやって、翌日の入浴準備や洗濯の準備、買い出し等を行い、15時少し前くらいからおやつの準備を始めます。

利用者がゆっくりとおやつを食べている間も喉に詰まらせないかを見守ってあげて、利用者と囲碁を打つなどのレクリエーション活動を行い、あっという間に一日が終了します。

時期によってはイベントが行われるため、その準備などに追われますが、マンネリ化するよりはそういったイベントがちょいちょい入ってくれると飽きずに仕事が続けられますね。

介護される側の程度にもよると思いますが、基本的に私が務めていたところは利用者の自立をモットーに運営されていたので、働く側としてはとにかくきつい思いをせずに済んでいました。

ただし、山の中に施設があったので、虫が出てきたり、イノシシが出てきたりと、そういうのが苦手な人にとっては働くのが難しいかもなと感じました。

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