介護職の本音体験談:きつさを乗り越えるための心構え

32歳女憧れの介護業界で様々な経験を獲得したこと

私は、女子校、女子大と言う形でエスカレーター方式に近い形で、今まで学校生活を過ごしてきました。

そして、自分自身が社会人を目指すと言う形になりました際に、やはり、介護業界に従事して高齢者が元々好きであったのですが、高齢者の方と向き合うような形で、高齢者の方に携わるような仕事をしてみたいと思い、介護業界に重視させて頂く形になりました。

介護業界では非常に多彩な仕事が待ち受けている形であり、作業療法士の方と一緒になって高齢者の方に対して、バランスボール等の上に乗られるお婆ちゃんやお爺ちゃんを支えるような形で、介助してあげるような仕事であったり、常時介助が必要なお爺ちゃん、お婆ちゃんに対して、基本的に居住されている部屋で、付きっきりで介助をするような形にさせて頂いたり等、様々な面で高齢者の方と向き合える環境で自分自身を高めることができることに繋がったと思いました。

特に私が担当で付くことになった高齢者のお婆ちゃんにつきましては、昔女医さんをされていたと言うことで、医療業界の更に介護業界は下と言う形でその方からは見られており、私に対しての扱いが非常に厳しいものでありました。

具体的には、「こんなのも分からないの?」と言うような形で下に見てきたり「ここの施設のレベルはどうなってるの!?こんな職員を私に付かせるの!?」みたいな形で、言われたりですとか、非常に処遇困難なお婆ちゃんでありましたが、それを悲観的に捉えるのではなくて、前向きに捉えるような形で、そう言う厳しいお言葉を自分自身を高めるべき内容であると全てが経験であると思えるような形で、臨むことによりまして、非常に楽観的に物事を捉えることができるように繋がりました。

仕事を頂けてありがとうございます。

と言う精神が自分自身を高めることに繋がると思い、高齢者の処遇困難な方につきましても、それで乗り切れたことにより数年後、担当から外れることになりました。

様々な入居者の方がおられますが、そのような精神で乗り切ることで見えてくるものが違えてくると実感しました。

27歳女性介護は言われているほど悪くはない

私は2010年卒の現在27歳の女性です。

新卒で介護(有料老人ホーム)の仕事に就きました。

当時資格などは持っておらず無資格・未経験でこの業界に飛び込みました。

大学は介護系の大学などではなく一般的な私大卒でしたが、父方の祖父母が認知症を患いずっと在宅で介護をしていたので、介護の仕事はできると思っていました。

採用された職場にはいわゆる新卒の若い人はおらず、ほとんどが40代以上の資格持ちの女性スタッフで占められており、男性は数人いるかいないかの状態でした。

私は久々の若い女性ということで40代の女性スタッフたちからはとてもよくしていただき、丁寧に仕事を教えていただきました。

主な仕事内容であるオムツ交換や食事介助も何もかも初めてな私にイチから指導するのはとても大変でいら立つこともあったとおもいますが、そんな素振りすら見せずに何回もできるまで見守ってくださいました。

世の中では介護の仕事は3Kと評され敬遠されがちな仕事だと思いますが、それでも誰かがやらなきゃまわらないという使命感を持ち働くことができています。

仕事を辞める理由の第1位であろう人間関係にも恵まれていてやりがいを感じています。

利用者様にも「仕事が丁寧」と褒められ、認められて嬉しくなります。

月並みなことですが、利用者様の「ありがとう」の一言で「明日も頑張ろう」と思えます。

介護は重労働で最初は驚きの連続です。

慣れないこともたくさんあり、戸惑うこともしばしばです。

人間相手の職場なので想定外のことも起こりますが、それが楽しいと感じられる時が来ます。

介護はマニュアルがない世界です。

手を抜こうと思えばいくらでも手が抜けますが、逆にきちんとやろうと思うと終わりがありません。

とても大変な仕事ですが創意工夫が生かせる世界でもあります。

「どうすればもっとご利用者様に満足していただける介護が提供できるのか」を第一に考えられる人ならきっと、天職に思える世界だと思います。

世の中で言われているほど介護は悪い業界でもないので、ぜひ怖がらずに介護業界に来てほしいと思います。

40歳男性あえて何もしない事が成功の道だった

私は40代の男性で、介護老人保健施設(以下老健)で介護福祉士として勤務しています。

老健は他の福祉施設にはないリハビリという強みがあり、家に帰る為に運動機能を高める場所という特徴があります。

しかしながら数年前までの我が施設では、老健というより長く利用者が在住しているような特養状態になっていました。

また介護士やリハビリスタッフの人員も不足していた為、十分なサービスを提供できず、働きながら「何を目標に介護士として働いたらいいんだろうか?」と疑問を持つようになりました。

そんなある日の研修にて。

その研修は在宅復帰をバンバンさせている施設で、さぞ人員や設備も充実しているんだろうなと思っていました。

しかし蓋を開けてみると、私が勤務する施設とほぼ相違がなく、一体何が違うんだろうと恥を忍んで介護主任に質問をぶつけてみました。

その答えは「何もしないようにしています」との事。

からかわれているのかなと最初はムッとしましたが、詳しく話を聞いてみると「とにかくこちらからサービスをするような事はせず、基本的に自分の事は自分でさせるようにしています。

介護もリハビリも。

家に帰れば何もかも自分でしないといけないから、手伝っていたら意味がないでしょう」と言われ、まさに目から鱗でした。

その研修を通して我が施設でもサービスを極端に減らし、自分の事は自分で行うという方向にスイッチ。

最初は当然、クレームも多く「あの施設は不親切だ。もう他に移る!」と怒られた事も数知れず。

しかしそのおかげで少ない人員でも在宅復帰率を高める事に成功し、クレームを言われていた利用者様からも「鍛えてくれてありがとう!おかげで家に帰れるわ」と感謝の言葉を頂きました。

自分がこうすればいいと思い込んでいた事も視点を変えれば意外な道が見つかるんだという事を体験した瞬間でした。

我が施設以外でも同じような経験をされているスタッフさんが多くおられると思うので、今回の記事が参考になれは幸いです。

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